【エジコイ！】第５章★いとしさと切なさと重いゼッケンと

2016年12月25日2017年8月5日

年寄りみたいに早朝に起きてしまった主人公アキ。
せっかくなので園芸部の様子を見に行こうと５時半に家を出た。
南衣瑠（ナイル）高校ってそんな朝早くから学校開いているの？
思春期特有のアレで、まだ薄暗い道をスキップしていると誰かにぶつかって尻餅をついてしまった。
誰かと思ったらメジェド君だ。

同じく尻餅をついているメジェド君に手を差し伸べたが、メジェド君はアキの手を一瞥してそのまま立ち上がった。
相変わらず嫌われてんな、私。

怪しいゾ☆挙動不審なメジェド君

アキが「どうしたの？」と聞いても「なんでもない。」と押し黙ってしまうメジェド君。
ぶつかってから一度も目も合わせてくれないし、どこか様子がおかしい。
もともとちょっとおかしい子だっだような気もするけど。
ここで選択肢登場。
ここは深追いしないほうがいいよね。
ということで「朝のお散歩っていいよね」とお茶を濁しておく。
メジェド君もどこかほっとした様子だ。

どうせこっそりオシリス先輩に添い寝して、その帰りだったんだろう。
と勝手に納得しておいた。

重すぎるゼッケン運びでラブハプニング発生！

高校２年生になってから１ヶ月。体育祭の季節になった。
アキは担任のラー先生に体育倉庫からゼッケンを持ってくるように頼まれた。
相変わらずの方向音痴で苦労して体育倉庫にたどり着くアキ。

そこにアヌビス先輩がやって来た。
もうこれは何か起こりますわ。
アヌビス先輩！ど、どうしてここに！？
アヌビス先輩はラー先生に頼まれて認知症レベルに方向音痴なアキの様子を見に来たらしい。
ラー先生、そんなに心配だったらそもそもこんな主人公にお使いを頼むなYO！

埃っぽい体育倉庫の中で、しばしアヌビス先輩と体育祭の話題について盛り上がる。
話が盛り上がって、すっかりゼッケンのことを忘れていた。
「手伝おう」というアヌビス先輩に「大丈夫です！こう見えても私、力持ちなんですから！」と力こぶを作って頑張り女子アピール。

おかしくない？重すぎるゼッケン

……ゼッケンってそんなに重いのかな？
ゼッケンは色々なタイプがあるけど、せいぜい１枚50gもないんじゃないかと思う。
アヌビス先輩が手伝おうとしてることから結構重たそうだということだよね？

そうすると主人公は200人分（50g×200人＝10kg）以上のゼッケンを運ぶように頼まれたとしか思えない。
致命的な方向音痴の女子に重いものを運ばせるなんて、さてはラー先生、主人公のこと嫌ってるナ？
ゼッケンの思わぬ重量に姿勢が崩れてしまうアキ。
「きゃーーーっ！」気がついたらアヌビス先輩の上に倒れ込んでいた。
ジャッカルのような精悍な顔が近いよぅ…！