プレアデスからの緊急提言!谷村新司がスゴイことになっている

先日図書館に行って、都市伝説系の本を物色していると、このような本を見つけました。
谷村新司の不思議すぎる話谷村新司って、フォークグループのアリスとか「昴」の人だよね?

いつの間にこんな本を…。出版年は2014年。結構最近だ。
気になったので借りて読んでみました。

まず、この本を出版する経緯がなんだかスゴイ。

谷村新司は55歳で帯状疱疹で体調を崩し、この出来事を「天からの導き」と感じた。
そして、もう一度この世界を学び直そうと決意し、独学で勉強をし始める。
そこから知り得た真実を世間に発信するべきだという意見を受けて、出版に至ったそうだ。

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谷村新司はアセンションしていた!

独学で勉強して2年ほどたったある日、谷村新司は「プレアデス星団(=昴)」をいうワードを検索して「プレアデス星団からのメッセージ」というサイトを見つけた。

そのサイトは、小さな文字でびっちりとテキストが埋められていて、延々スクロールしても下までたどり着けないようなサイトだった。

その中に、なんと!谷村新司の「昴」が紹介されているではないか!
思わぬ展開に鳥肌が立った谷村新司は、そのサイトにブックマークを付けて床についた。

次の日、またサイトを見るようとすると、なぜかサイトは消えていて2度とたどり着けなくなっていた。

谷村新司はこの出来事を「『昴』についてもっと勉強しなさい」という暗示だと受け止めた。

この後、谷村新司は再び不思議な体験をする。

プレアデス星団からのインターネットのメッセージをキャッチしてから2年後、再びプレアデス星団から接触がありました。
(中略)
そこで突然頭のなかで声が聞こえてきました。
日本語で「これからはダイレクトですよ」と言われたのです。
(中略)
それから彼らは私の問いに何でも答えてくれるようになりました。

頭の中で声…。失礼ながら「それって統合失調症では?」と、一瞬疑ってしまいました。

「プレアデス星団からのメッセージ」というサイトは、こういう理由で消えたんじゃないかと私は思うんですが、どうなんでしょう?

  • サイトの所有者がアップロードしたサイトのデータを消した(消してしまった)
  • ドメインの期限切れ
  • サーバーの契約更新切れ

ガンジス河のほとりで啓示を受ける

その後、谷村新司は仕事で初めてインドを訪れた。

谷村新司はリシュケシュの沐浴場で、沐浴する巡礼者たちと死体が浮かぶガンジス河の雰囲気に圧倒される。

強烈な光景を目にした谷村新司は、流れに身を任せようと思ったという(ガンジス河に入ったのかどうかは不明)。

その夜、高熱が出て下痢も始まった。
それから1週間寝込んで体重が6キロ落ちたそうだ。

でも、これは単なる食あたりではないと私にはわかっていました。
誰かに「自分の中に抱えているモノを一度きれいに全部吐き出しなさい」と諭されているのだと思ったのです。

いや~、これただの食あたりだと思うんですが…。
私も初めてインド行ったときに同じ経験をしたことがありますし。

ほとばしる谷村史観!

それから、谷村新司は日本と日本人について改めて考えるようになったという。
そして、勉強しているうちに次のような歴史観を持つようになった。

  • 日本は古代イスラエルの「失われた十支族」がやって来ている
  • 千円札の裏側の水面に映った山は、富士山ではなくシナイ山
  • お神輿=アーク(十戒を刻んだ石版を保存するための櫃)
  • 日本列島は世界の5大陸の縮図である
  • カタカナは漢字が渡来する前から存在していた

思わず「本当かい?」と思うようなトンデモ説が飛び出して、凡人の私は戸惑ってしまいました。

これらの歴史観について、谷村新司は「~だったに違いありません」「何の不思議もありません」「プレアデス星団に教えられました」という言葉で説明しているだけでした。
ちょっと説得力に欠けるのが残念なところです。

谷村新司の近況

プレアデス星団からの呼びかけによってアセンションしてしまったり、独自の歴史観を持つようなった谷村新司ですが、最近はどうされているのでしょうか?

オフィシャルサイトがあったので見てみると、全国を飛び回って忙しく歌手活動に専念されているようです。
ちょっと安心した。

ちょっとトンデモな内容が入った本でしたが、谷村新司が本気なのがわかりました。
これからも世界の不思議に挑み続けて、世間に新しい真実を提示してもらいたいものです。


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