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旅行にまつわる怪談が充実「新耳袋 第三夜」ホテルで旅館でキャンプ場で

新耳袋 第三夜とにかく「第三夜」はホテル、旅館、キャンプ場などの宿泊施設に関する怖い話が多いです。
そしてどの話もかなり怖い!

ロサンゼルスのホテルで、レスラーのような男の幽霊にすごい力で首を締められる。
膝から下だけの白いハイヒールの霊がエレベーターに乗ろうと、暗闇の中からやって来る。
ホテルの部屋に自分以外の誰かが確実にいる。

普段からホテルや旅館が苦手な人が、さらに苦手になるような話がたくさんあります。

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新耳袋に関係した人に起きた怪異

「新耳袋」一巻99話を一気に読み切ると怪異が起こると言われています。
「新耳袋 第三夜」ではどのような怪異が起こったのか具体的に紹介されています。

学校教師のAさんはもう少しで完読というところでガタンという音がした。
見ると仏壇の位牌が倒れていた。
ハッとして本を見ると九十八話目。
(あっ、これは百話完読するなということか…)
とそこで本を閉じ、翌日九十九話目と百話を読んだ。

また著者や編集者も「新耳袋」のデータのときだけパソコンがフリーズする。
データを入れたフロッピーディスク(懐かしい)がなくなるなどのトラブルに見舞われた話が収録されています。

  • 第一章 子供のころに出会った六つの話
  • 第二章 不思議と出会った十三の話
  • 第三章 路上で出会った十五の話
  • 第四章 建物にまつわる十三の話
  • 第五章 旅先で出会った十二の話
  • 第六章 第三夜に関する三つの話
  • 第七章 やってくるものたちの十三の話
  • 第八章 狐狸妖怪にまつわる十三の話
  • 第九章 “もうひとり”と出会った三つの話
  • 第十章 放送に関する八つの話

「新耳袋 第三夜」の感想

新耳袋 第三夜 感想「第三夜」では怖い話、かなり怖い話の割合が増えて、全体の恐怖度を引き上げています。
いつも通り不思議な話もきちんとあるので、怖い話が特に好きな人にオススメの巻になっています。

「新耳袋 第三夜」ハイライト

「第三夜」で面白い話、かなり怖い話を紹介します。

面白い話

第五十話 お神輿

スチュワーデスのKさんが九州のあるホテルに宿泊した時のこと。
夜中、部屋の中が騒がしくて目が覚めた。
「わっしょい、わっしょい」と、お祭りのような男たちの声がする。
不思議なことに声は部屋の中からする。
枕元の明りをつけると、十数センチの小さな法被姿の男たちがお神輿を担いで部屋の中を練り歩いていた。
Kさんはどうしていいか分からず、明りを消してそのまま寝た。
翌朝チェックアウトするとき、ロビーの隅のガラスケースを見ると、お神輿を担いだ人形が飾ってある。
それは昨日部屋に現れた小さな人たちそのものだった。

こんな陽気な体験なら旅先でしてみたいものです。
この小さな人形は何の祭りの人形なのでしょうか?それが気になります。

最恐話ベスト3

第二十三話 黒い自転車

Kさんは、バイクで山を2つ3つ超えて、京王多摩センターから都内の職場に通っていた。
ある夜中、峠道で前方に黒い自転車に乗った幼い女の子が現れた。
「こんな時間に、こんなところで?」と思いながら、Kさんはその自転車を追い越した。
しばらくしてバックミラーを見ると、さっきの自転車の女の子が映っている。
スピードメーターを見ると時速80キロ。
Kさんは怖くなって、スピードを上げ急カーブをバイクを斜めにして曲がった。
バックミラーを見ると、自転車も猛スピードで斜めに倒れながら曲がっている。

無我夢中で家にたどり着いたときには、自転車はいなくなっていた。
だいぶ落ち着き、寝る前にふと外を見ると、あの黒い自転車に乗った少女がぐるぐる庭の周りを回っている。
怖くてその夜は眠れなかった。
翌朝には自転車と少女はいなくなっていた。

すごく怖い話なんですが、自転車に乗った幼女が華麗なコーナリングをきめているところを想像するとちょっと笑えます。
私がKさんなら、バイク通勤はもうできなくなりますね。

第五十八話 正座する影

Oさんが中学生の頃、合宿で大阪柏原市郊外のキャンプ場のバンガローに泊まった。
真夜中、Oさんは自分のすぐ隣に誰かが正座しているのに気がついた。
電灯は消えているが、外の月明かりで人影が黒いシルエットになって浮かび上がっている。
Oさんは、隣に寝ている友人が寝ぼけているのだと思った。

その影は頭を頭をこっくりこっくり前後に動かしている。そのうち、だんだん様子がおかしくなってきた。
こっくりこっくりする振幅が大きくなり、ブーン、ブーンと空気を切るような空気を切るような音がしだした。
そこではじめてOさんは、これは人間ではないと感じた。

ついにその人影は前のめりにバッターーーーン!と倒れた。
その音がバンガロー中にぐわあーーーーんと大きく響いた。
「あっ、みんなが起きる」と思うぐらいの凄い衝撃がバンガローに広がったが、誰も起きず、シーンと寝静まっている。
倒れたはずの人影も跡形なく消えている。

怖くなってOさんは寝袋の中でガタガタ震えていた。
と、今度はポリポリポリッ、ポリポリポリッと誰かが何かをかじっている音がする。
一番端に寝ている友達の枕元に、誰かが正座している。
今度ははっきり見える。髪の毛を長く垂らした着物姿の女が、友達の顔をのぞきこみながら、何かを食べている。

Oさんは震えながらそのまま寝てしまったらしく、気がつくと朝になっていた。
一番端に寝ていた友達の枕元に米が散乱していて、みんなにからかわれていた。
Oさんの中で昨日の晩の女の姿が蘇った。
帰るとき、管理人のおじさんに「幽霊を見た」と言うと「ああ、ここはよう幽霊出んねん」とアッケラカンと言われたという。

アッケラカンと答えるおじさん…。それ、泊まる前に言ってよ…。
この話のキャンプ場の場所を調べましたが、柏原市周辺にはコテージがあるキャンプ場ないようです。
相当昔の話なのでもう無くなってしまったのかもしれませんね。

第六十五話 赤い目

Nさんという女性が自室のベッドで寝ていたときのこと。
急にガッと首をつかまれ、びっくりして目を開けると、真っ赤な目をした幼い男の子が凄い形相をしてNさんの首を絞めている。
意識が遠くなったとき、バッとその男の子が力づくで引き離されたように離れた。

ベッドの横を見ると、背広を着た中年の紳士がいた。
その紳士が声は聞こえないが、首を絞めていた男の子と激しく口論している。
男の子の方も声は聞こえないが、相当紳士に食ってかかっているようだ。
しかし、すぐに男の子は説得に応じたようにおとなしくなると、紳士とともに壁の向こうへ消えていった。

Nさんは、この時なぜか無性に涙がこぼれて止まらなかった。
それは、命が助かったという嬉しさの涙ではなく、あの紳士にはもう会えないという気持ちからの涙だったという。
あの紳士の正体はわからないが、あの人はずっと私を守っていて、今回のことでもう守ってもらえなくなった、なぜかそう思えてならなかったのだという。

新耳袋らしい、因果がはっきりしない不思議な話。
きっとNさん、男の子、紳士の間には前世以前の深い縁があったのでしょう。

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